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【CD】静かな夜のジャズ:メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー


The Melody At Night, With You

Keith Jarrett(p)
1.I Loves You, Porgy 2.I Got It Bad (And That Ain't Good) 3.Don't Ever Leave Me 4.Someone to Watch over Me 5.My Wild Irish Rose 6.Blame It on My Youth/Meditation 7.Something to Remember You By 8.Be My Love 9.Shenandoah 10.I'm Through With Love
The Melody At Night, With You - キース・ジャレット

k.jpg夜はジャズで彩られる
私は毎晩このアルバムを聴いてしまう。何度聴いても寝る前にはこのアルバムに触れたくなる。キース・ジャレットの音楽の素晴らしさのひとつは「繊細さ」だ。触れただけで壊れてしまいそうな感覚。実際にキースにあったことのある人から印象を聴いたことがある。「キース・ジャレットは花が枯れたら心を痛めて自殺しそうな感じの方だよ、あれほど繊細だと幸せじゃないかもしれないね」、と。そのことばどおり彼は慢性疲労症候群という病気にかかり、演奏活動を休止する。そして1998年に本作で復帰を果たすのだ。といっても自宅のスタジオでのソロ・ピアノ、その危うさが、その静けさがなんと人の心を打つことか。

k.jpg悲しいほど美しいスタンダード
本作のようなソロ・ピアノによるスタンダード曲集というのは、キースにとってこれが初めてのことで、その点でも特筆すべき作品といえる。1999年度スイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞金賞を受賞したアルバムで、ただ一人でスタンダードピアノを弾き、これほど支持されたアルバムは他に無い。
その内容は殆どがバラードであり、メロディーの美しさを以下に伝えるかという一点で語られる。大仰な動きはない、派手さもない、悟りきったような、でも純粋な音楽がただ美しく鳴り響き、決して押し付けられない音楽はただ聴いていたいと思わせる芸術だ。

k.jpgAmazonのコメントが120を超えた!
Amazonでこのアルバムを検索するとカスタマーレビューを見ることが出来る。なんと『The Melody At Night』は120を超えるレヴューが掲載されている。『The Köln Concert』ですら100に届かないのに!
そのほとんどは「説明」というよりつぶやき、お礼をいいたいと言ったようなものだ。このアルバムを聴くと万人がそういった気持ちになってしまう。静かさ、静寂さのなかに身を置き、ただただ音楽に癒される、こうしたCDはありそうでない。このアルバムを聴いてからこうしたアルバムは他にないのかと、チック・コリアやハービー・ハンコックのソロピアノをいっぱいい聞いた。しかしそのどれもが雄弁すぎて、すごすぎて、そして少しだけ息苦しいのだ。そう、ビル・エバンスでさえも!
静かな夜に恋人と、夜のドライブにひっそりとききたいなら絶対にこのアルバムです。誰しもが求める美しい夜のために。





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